前川清成の発言 (財政金融委員会)
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○前川清成君 おはようございます。
質問に入る前に、私もカジノは反対です。なぜ反対か。西田さんのような専門的なことはさておいて、カジノでもうけるのはカジノの開設者、胴元、損をするのは、つまりは虎の子の預金を召し上げられてしまうのは一般の国民の方々。つまり、カジノというのは言わば消費者被害製造マシンみたいなものですから大反対。さらには、仮にたまたまカジノに行ってもうけたら、もう働く気なんかしなくなりますよね。日本人の本質というのはやっぱり真面目にこつこつ働くこと、その勤労意欲というのを損ねてしまうので、これは私は、日本の文化のこれから先千年禍根を残すのではないかと、そういうふうに思っています。
その上で、私が財政金融委員会で質問に立たせていただく以上は、やはりサラ金の金利のことはお尋ねしないといけないと思うんですが。
二〇〇六年に貸金業法の改正がありました。この結果、二〇〇三年に二十四万二千三百五十七件あった自己破産の新受件数が、二〇一四年は七万二千九百十三件に激減をしています。経済苦を理由とする自殺者の数は、二〇〇三年に八千八百九十七人でしたけれども、それが二〇一三年には四千六百三十六人に大幅に減少しています。五件以上無担保無保証の借入れを持っている人、これを金融庁では多重債務者としていますけれども、二〇〇七年の三月末時点で百七十一万人いたものが、二〇一五年の二月で十四万人、これも大幅に減少しています。
片や、サラ金の金利を下げると闇金が増えるよと、こういうふうに欲と二人三脚でおっしゃっていた方々が大勢いらっしゃるんですが、二〇〇三年、これは自己破産者数が二十五万件だった頃ですけれども、警察白書によりますと、闇金被害者の数が三十二万一千八百四十一人、それが二〇一四年、一万六千八百八十五人、これも大幅に減少しています。
したがいまして、私は、二〇〇六年の貸金業法改正というのはすばらしい実績を上げているのではないかと、こういうふうに考えておりますけれども、大臣の御所見を求めたいと思います。