佐藤慎一の発言 (財政金融委員会)

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○政府参考人(佐藤慎一君) お答え申し上げます。
 現在、消費税についての軽減税制の御議論をいただいておりますし、様々な業界からのヒアリングなどをいただいている中で、軽減税率ということは複数税率になるということになりますので、そのときに仕入れ税額控除が適正に行われるという制度的担保はやっぱり要るんだろうというときに、やはり今までの制度的な、歴史的な知恵として、インボイス制度ということでいわゆる益税問題などはある程度排除されていくということがございますので、やはり、もしもそういうことであれば、そういう制度というものを考えていく、制度的な整備として考えていくということが重要だと思います。もちろん、それを執行上チェックをしていくということもまた併せて必要だということに相なります。
 いずれにしましても、一方でまた、先生がおっしゃいますように、インボイスということになった場合には制度的な立て付けが完全に変わります。現在は帳簿方式というより請求書等保存方式と呼んでおりますけれども、その方式であれば単一税率で処理ができておりますので免税事業者の問題というのは生じておりませんけれども、仮にインボイスを入れる、言わば欧州型ということになりますと、免税事業者はインボイスを発行できませんので、課税事業者のみの発行ということは、逆に言えばその部分、免税事業者が排除されるという懸念も出てくるという辺り、これもまた一つの問題だろうと思います。制度を設計するときにその辺の功罪をどう考えるかということはちょっとこれから詰めていただく必要があろうかと思っておりまして、与党の方でも御議論いただければと思っているまさに最中でございます。

発言情報

speech_id: 118914370X01020150514_018

発言者: 佐藤慎一

speaker_id: 3719

日付: 2015-05-14

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会