高尾和彦の発言 (総務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(高尾和彦君) 委員御指摘のとおり、東日本大震災の救急活動におきましては、被災地において救急活動を行った四百六十九の本部がございますが、この七割強の消防本部が特定行為を行わなかったという調査結果でございます。
この中で、私どもが現地調査を実施して二つの消防本部に事情を伺いましたが、それによりますと、搬送をまず優先するという考え方で特定行為を実施しなかったという回答でございました。
その他の本部につきましては、それぞれ個別の具体的な状況については把握ができていないという状況でございます。また、同じ調査で、医師の指示が取れなかったために特定行為の実施が困難な事例があったと回答した本部数が約十四ございました。したがいまして、御指摘のとおり、深刻な状態の傷病者がいたかいないかという直接のデータはございませんけれども、そういったような状況があったのではないかというふうに推測をされます。
そこで、私どもといたしまして、重要なことはやはり指示をしていただける医師の連絡方法の確立ということでございますので、事前に十分にそういった段取りを定めておく必要があると考えております。関係府省庁とも連携しつつ、地方団体に対しまして、都道府県、消防本部そして医療チームの間でこの特定行為の医師の指示の体制の確保を更に促すということを努めてまいりたいと存じます。