熊谷大の発言 (東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会)

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○熊谷大君 今の御説明、御説明ありがとうございました、御理解していただけましたでしょうか。三・一一の地震の際、東に五メートル最大動いたんですね。一メートル沈んだんです、地盤沈下したんです。三・一一後にこの四年間で更に東に一メーター動いているんですよね。それで、地盤沈下した土地が、一メーター沈んだところが大体三十センチぐらいまた浮き上がってきているということです。
 この余効変動又は地震の回数、こうしたことを考えると、なかなか、建設業者の皆様又は地元自治体の皆様、どういうふうに公共事業、インフラを直す、又はいろんなものを復旧させるということに関しても、見積りとどんどん違ってきていると。その当初立てた見積りと全然違ってきている、その赤字分、その赤字の負担分、それは誰が負担するのか。自治体が負担するのか、復興庁が負担するのか、又は自分が泣くことになるか、そういったこともいろいろ悩みながら考えて前に進まなければいけない。そして、そうした悩みを、大臣を始め復興庁の皆様、きめ細やかにヒアリングをしていただいて、そして、これは負担できる、これは皆さんがやってください、そうしたまさしく精査をこの委員会を契機に議論をしていただきたいなと、それが前提の一つになるのかなと思っております。
 ある先生、代議士は、今、五年間で、人間の例えで言うと、集中治療室にいて、それが何となく回復の兆しが見えてきた、それをすぐ集中治療室から社会生活に復帰しなさいということは、これはどだい無理な話だと。そのリハビリをどのように国として応援していくのかということをしっかりと考えていかなければならないということだと思います。
 ここで、私が非常に懸念するものもあります。それは何かというと、日本の文化でございます。日本の文化は、和をもって貴しとなす、つまり和を、相手をおもんぱかる、そして相手と合わせる、折り合いを付ける、そういうことが非常にうまい文化でございますが、いい面だとそうなんですけれども、それがネガティブな面になると、例えば横並び意識なんていうのが出てくると思います。
 集中復興期間が終わったからという理由で、様々な省庁が出している、又は様々な団体が出している支援のメニュー、補助のメニュー、言わばリハビリの役割を果たすようなメニューが、いや、もう復興の集中期間が終わったから、例えば評判のいいグループ化補助金、そういうのももうおしまいにしましょうね、文科省が例えば出している様々な学習支援、こういうのももうおしまいにしましょうね、だってもう集中復興期間が終わったし、復興庁も大臣始めそういうことで区切りを付けたからもう終わりだよねということにならないように、我々は注意して目くばせをしておかなければならないなと思います。
 大臣、それについて、この日本の文化のネガティブな面がこの集中復興期間以降採用又は適用されないように、是非一言見解をお願いいたします。

発言情報

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発言者: 熊谷大

speaker_id: 22984

日付: 2015-06-01

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会