上月良祐の発言 (内閣委員会)

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○上月良祐君 ありがとうございます。
 副大臣本当にお忙しいですから、一個一個のことに、何というんでしょうか、これをああしろこうしろって言える時間なんかもちろんないんだと思います。
 それで、別に僕はこれはHALだから、別につくば発の技術、まあつくばといっても最近東京とか福島に行っちゃっているのであれなんですけど、しかし、それだから言っているんじゃないんです。私は本当に成長戦略が重要だと思っていて、そのコア技術だと思っております。グローバルスタンダードを取る、世界標準をつかむと、まあ山海先生はもうISOでグローバルスタンダードをつくる側になっているので、まさにこれほど重要なものはない。しかも、ロボットには、例えば体内埋め込みみたいなやつがあるんですね。だから、これは安全性の面では非常に厳格にやらなければいけないものです。
 ただ、外から装着するのというのは、その安全性の面からいうと比較的、四段階ぐらいある中でいうと緩い段階になるということだから、もう極めて、何というんでしょうか、絶好の事例なんですね、これは。体内に埋め込むようなものを、何というんでしょうか、早く審査をしてくれとか安全性のところを緩めてくれなんと言うつもりはないんですよ。それはそれできっちりやらないと、日本製のものがその品質がもう駄目だということになっちゃったら、これはこれで大変まずいんだと思うんですけれども、こんなに格好の事例が動かないというのは一体何なんだろうというのが、ちょっと厚労省の方に私もレクを聞いていて、どうなのかなと思いました。ある意味で、頭の中を変えない限り、キャッチアップをやっている限り、私は成長戦略というのは実現しないんだと思うんですね。要するに、追い付き追い越せと言うけど、キャッチアップというのは追い付くまでであって、追い越せないんだと思うんですよ。
 だから、今までと同じことをやっていては、やはりバブル崩壊後、成長戦略が結局できなくて四半世紀伸びなかった日本の経済を今回安倍政権の下で成長戦略ということでやっぱりしていこうというときには、頭の中を変えていかなきゃいけないんだと思いますので、これは、でも、役人の人にお願いしても実はできないことなのかもしれないなというふうにも思います。
 安全性と言われちゃうと、やっぱりコンプライアンス、あるいはマスメディアの報道とかもやっぱり気にもなるでしょうから、そういう意味では、一件も失敗しないようにと思っちゃったらもう役人の人は動けないのかもしれません。また逆に、じゃ政治がえいって決めちゃえばいいのかというとそうでもなくて、やっぱり技術的な面、制度的な面、法制度的な面は役人の人と要するに支えていただきながら、そこは力を合わせて乗り越えていかなければいけない。一個一個のその壁を乗り越えていかなければいけないような案件なのかなというふうにも思っております。
 私は、永岡副大臣を本当に地元の大先輩の代議士としまして大変尊敬をいたしております。この件につきまして是非是非本当にこれからも、これはHALだけじゃないです、ほかの案件も含めてよく注視していただきたいと思います。
 それで、一点、この件につきましては、実はもう一個論点があるんですよ。それは何かといいますと、医療機器の審査が薬とロボットと基本同じ枠組みなんですよ。で、それが実は問題でして、一応、旧薬事法は改正されて、読替規定だったのが一応別の章立てにはなっているんですけど、とはいったって、同じような枠組みなんですね。
 薬というのは、効くか効かないかとか、毒性とかというのをやっぱり慎重に調べなきゃいけなかったり、対照実験とかを慎重にしなきゃいけないというのはあるのかもしれませんけど、ロボットの場合と薬の場合とやっぱり違うはずなんだけれども、世界最先端のものであればあるほど要するに前例がないわけですよね。そうすると、今までと同じでやっていたら、結局、世界最先端のものが日本でできないというジレンマから抜け出せないんだと思いますので、本当にこれは、厚労省の後ろに役人の方座っているかもしれませんが、副大臣に言われなくても、是非とも、何というんでしょうか、薬事の承認の手続については、これから総理がロボットについてこれだけ頑張ってやるんだとおっしゃっているんだから、承認の手続の在り方については、これは本当、制度的にちゃんと直さないと、いつまでたっても薬と同じというのでは新しいものが出ていきませんから、ここは本当によろしくお願いをいたしたいと思います。
 永岡副大臣、お忙しいでしょうから、副大臣これだけなので、ここで結構でございますので、ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 上月良祐

speaker_id: 7778

日付: 2015-03-26

院: 参議院

会議名: 内閣委員会