松島浩道の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(松島浩道君) 今委員から御提言がございましたのは、先ほど馬場委員からもお話がございました、いわゆる後出しじゃんけんということと同じ趣旨だろうというふうに思いますけれども、やはり我々といたしましては、主食用米の需要が毎年八万トンずつ減少していくという中で、中長期的な観点から主食用米の需給の安定を図るためには、やはり水田をフル活用しつつ、需要のある麦、大豆、飼料用米等の本作化、これを進める必要があると考えているところでございます。
飼料用米の本作化を進めるためには、稲作農家が畜産農家や配合飼料メーカーに対しまして毎年安定的に飼料用米を供給していく必要があると考えてございます。仮に、毎年、主食用米として、まあ用途を決めなくても結構なんですが、一定のお米を作って、出来秋に残った分を飼料用米に回していくというようなことを、そういう仕組みにした場合には、その年々の主食用米の作況や作付け動向や需要動向によりまして飼料用米の供給量が変動すると。こういったことで畜産農家や配合飼料メーカーも、安定的な調達が期待できないということであれば、なかなか、例えば飼料用米を利用するためのいろんな施設整備ですとか、それから例えば飼料用米を利用してその強みを生かして差別化をして付加価値を高めていくと、そういった試みも進まないという問題もあろうかと思います。
さらに、今委員から主食用米も飼料用米も生産コストが変わらないというお話がございましたけれども、やはり主食用米の場合には食味を重視するということでございますので、たんぱく含有量が上がらないように、収穫期の末期におきましては肥料を切るという実態がございます。飼料用米ではそういうことがなくて、肥料を継続的に投与してもそういった品質的には問題がないと。
そういった様々な違いもございますので、やはり今後とも、飼料用米の本作化を進めるというためには播種前に、播種前といいますか収穫前にしっかり飼料用米として仕向けるということをお約束したものについてのみ支援をしていくという仕組みを今後とも進めてまいりたいと考えているところでございます。