西村康稔の発言 (農林水産委員会)
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○副大臣(西村康稔君) お答えを申し上げます。
TPP交渉におきましては、政府一体となりまして、御指摘のありました衆参の農林水産委員会の決議、これをしっかりと受け止めまして、いずれは国会で御承認いただかなければいけませんので、そういただけるような内容となるように、これは我々、粘り強く交渉に当たっているところでございます。
今日御指摘のありました決議の中には、食の安全、安心、あるいはISDSに係る項目が盛り込まれているところでございます。食の安全、安心について、TPPの今交渉しておりますSPSの章、あるいはTBTの章、これは既存のWTOのSPS協定あるいはTBT協定にほぼ準拠しているものになっておりまして、食の安全、又は御指摘のありました遺伝子組換え食品の表示義務などについて、我が国の制度を変えるような規定は入ってございません。
御指摘のISDSにつきましても、私ども国の主権を損なうような形でISDSが導入されることがないように、またISDSの手続が濫用されることがないように、これまでしっかりと交渉に臨んでいるところでございまして、この点、昨年十一月に開催されました北京での会合で最後まとめられました貿易閣僚による首脳への報告書、この中でもこのように記載がございまして、公共の利益のための政府の規制権限を維持することとそれから投資の保護基準と、これを両立させると、この旨が記載されているところでございます。
私どもとしましては、引き続き、この決議も踏まえながら、しっかりと交渉してまいりたいと思います。守るべきは守り、攻めるべきは攻めて、国益にかなう最善の道を追求していきたいというふうに思います。