北出俊昭の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(北出俊昭君) まず、第一点なんですけれど、私はやっぱりそれぞれの国にそれぞれの協同組合があるというように思っているわけです。
したがいまして、御承知のように、ヨーロッパなんかでは畜産なんかもあって、ほとんどもう多国籍化して一般の企業と同じようにやっているところもありますし、アメリカはアメリカでまた新しい協同組合はあると、それが全部ICAの会員になっているわけですね。
だから、日本の農協は、国際的に見て、先生の御質問にあるように、どこが評価されるかということに対するお答えではなくて、私は、日本は日本の農協としての特徴を協同組合としていかに発揮していくかというところに重点があるかなと。その場合に、先ほど言ったこととも関係するんですけれど、やっぱり日本は農業生産も米中心であって小規模だと。かなり変わってきていると言いながら、そういうところがあるわけですね、風土的にも。だから、それが総合農協になったり、先ほど言ったような准組合員というか地域住民も正組合員というか農民と一緒に組合員にしていくというような特徴がある。だから、この特徴を世界的に見て、私は非常に日本的な特徴だと思いますけれど、これを協同組合として生かしていくということが課題じゃないかなと思っています。
それから、もう一つは、行政との関係なんですけれど、これはやっぱり歴史的に、先生も御承知のように、行政の下請じゃないかという批判が農協にもありますし、全中のやっていた農政なんかにもあるわけですよね。ここを協同組合の自主自立の考え方に従って今後どう改めていくかというのが課題であって、今のところ、行政から全く独立してやれるというのは非現実的であります。しかし、今のままでいいかというと、私はそうではないと思いますので、ちょっとお答えになるかどうか分かりませんけれど、自主自立の原則に従った対応が求められているというふうに思います。