宮城直樹の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(宮城直樹君) 御指摘のとおり、トラック運送業は現在深刻な人手不足に直面してございます。
一例を挙げますと、平成二十六年度の数字でございますが、有効求人倍率、これが、全産業では一・〇〇倍でございますところが、トラックドライバーについては一・五五倍。具体的に申し上げますと、三十万人の求職者に対して求人が五十数万人あると、このような状況になってございます。
これに加えまして、二十九歳以下の若年者の割合、これが一〇%を切っております。このように高齢化が進んでおりまして、長期的には人手不足の状況が一層深刻化する、このようなことが懸念されるところでございます。
国土交通省といたしましては、トラックドライバーの確保のため、まずその労働条件を改善していくこと、これが重要であると考えてございます。そのため、適正な運賃を事業者が受け取ることができるようにすること、それとドライバーの長時間労働を抑制すること、このようなことに取り組んでございます。
これに加えまして、採用の進んでおらない女性あるいは若者に対しまして、この業界というものをアピールすべく、トラガールプロジェクト、トラガールといいますのはトラックドライバーガールの略でございます、などの取組を進めてございます。
また、先ほどマッチング等ございましたですが、ITを用いまして輸送車両等のマッチングを行いまして、複数のドライバーや事業者が長い輸送行程を分担しまして、女性や若者が地元近くで短時間だけ勤務すること、こういったことを可能にするような、これを中継輸送と申しておりますが、この導入を進めるなどの取組を進めてございます。
これに加えまして、宅配あるいはコンビニの集配に多く用いられます総重量七・五トンまでの車、これを十八歳、高校卒業直後でございますが、から運転することができるようにする準中型自動車運転免許というものが、本年六月に成立しました道路交通法の一部改正により措置されました。これを人手不足解消の一つのチャンスと捉えまして、その円滑な施行に向けて業界や関係機関等と調整を進めているところでございます。
国土交通省といたしましては、今後ともこのような取組を推進していくことによりまして、我が国の経済と国民生活を支える物流の担い手の確保に努めてまいりたいと、このように考えてございます。