小松親次郎の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(小松親次郎君) これまで取り組まれております現行制度下での小中一貫教育につきましては、メリットも様々報告されているということは委員御指摘のとおりでございます。あわせまして、課題というようなことについても様々検証の結果として挙げられておるわけでございます。
これについて申し上げますと、生徒の面と教員の面とそれぞれあろうかと思いますけれども、生徒の方で申し上げますと、長期の課程になりますので、児童生徒の人間関係の固定化が悪い方向へ出ないようにしなければいけない。それから、小学生で区切ってきている従来の制度で養われている高学年のリーダー性や主体性の育成ということが損なわれないようにしなければいけない。そして、これは必ずしも生徒さんだけじゃなくて学校運営全体になりますが、やはり先生方、教職員の方々の負担感、多忙感といったものを軽減する必要がある、こういったことが課題として挙げられているわけでございます。
ただ、これらにつきましては、それに対する効果的な対応策というのも蓄積されておりまして、例えば児童生徒への指導面の工夫ということで申し上げますと、人間関係の固定化といった課題につきましては、多様な形態での異学年交流の計画的な実施、あるいは複数の先生方による多面的な評価を行う体制の構築といった対応、それから小学校の高学年でのリーダー性の育成の課題については、例えば小学校四年生、これは十歳の頃でございますけれども、の二分の一成人式といった成長の節目を意識させる儀式的行事の開催、あるいは、四三二といったような六三とはまた異なる区切りによって、それぞれの学年集団の中で最高学年としての自覚を促す取組を実施するといったような形で課題が解消される、そういった取組が報告されております。
それから、先生方の方でございます負担感、多忙感の解消の面につきましては、この制度化によりまして、一つは、これまで小学校、中学校が別々に行っていた事務を一人の校長先生の下で先生方が一体的に行えるという面の活用、それから総括担当の副校長、教頭先生が配置されること、あるいは学校事務職員等の方々が複数配置になること、こういった取組を通じまして校務の効率化が期待できると考えております。
制度面でいいますと、そういう形になります。