無藤隆の発言 (文教科学委員会)

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○参考人(無藤隆君) なぜ今という、特定の今と言われると分かりませんけれども、私は、小中一貫学校の幾つかに何年か関わってみて、そこでの良さを全国化するという意味、また、そこでの問題点を多少とも克服するという意味で今回の制度化を位置付けたいと考えております。
 具体的に二点だけ申し上げます。
 一貫学校の中にも、既に校舎も一体になっている、校長などは分かれたとしても、つながった校舎でやっているようなところが一部あります。それから、隣接で、文字どおりフェンスを隔てているようなところもあります。それから、離れている距離で、五分ぐらいだったり自動車で行かなきゃいけない、いろいろあるわけでありますけれども、文科省の調査でも、あるいは私が関わっている場合でも、やはり物理的距離は非常に大きな意味があって、生徒の行き来、先生方の行き来の支障になるかならないか、気楽にちょっとしたところで話せるかということが大きいと思います。
 今のことと、もう一つは、教師が打合せ等で難しい、これが小中の連携などで必ず出てくる、恐らく一番大きなポイントであることは確かだと思いますが、その辺りも、制度的な保障や、あるいは物理的に隣接化する、一体化するということである程度克服できる部分があります。
 例えば、ある学校は、一体化の中で職員室を隣り合わせといいますか近づけるようにし、また、小学校と中学校の時間割の中で、それまで会議日が別だったところを合わせるという形での連携をしました。それだけでも、もちろん多忙さは変わりませんけれども、その中で打合せ、あるいは相互の乗り入れ授業というものの実現に踏み切ることもできています。
 そういった具体的なことまで考えてみますと、具体的な制度の中で例えば義務教育学校ということを選ぶことができて、その中で一生懸命やる方が具合がいいと、そういう地域、学校は十分あり得るというふうに考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 無藤隆

speaker_id: 25118

日付: 2015-06-11

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会