無藤隆の発言 (文教科学委員会)
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○参考人(無藤隆君) 教員の在り方といいますか、多忙化を更に増してはいけないわけです。そういう意味で、義務教育学校によって、むしろより効率的な仕事を可能にする方向に何とかしなければいけない。そして、そのためには、先ほど申し上げた幾つかのことや教員の加配あるいは事務職員の加配、場合によってはそれ以外のコーディネーターのような役割の人を置くといったことが求められるのではないかというふうに思います。
それからもう一つは、免許の問題でありますけれども、小中の九年間について、その全てについて高度な専門家であり、かつ例えば中学校の数学の高度な専門家でもあると、その両方を完全に兼ねるというのは極めて困難だというふうに思います。
〔理事石井浩郎君退席、委員長着席〕
そういう意味で、小学校の免許を持ちながらも中学のある部分を持つ、逆に中学校の免許を持ちながらも小学校のある部分を持つと、そういうことで、九年間の指導を完璧にどこでもやれるという万能選手ではなくて、それぞれのスペシャリティーを生かしながら、しかしながら、中学校三年間あるいは小学校六年間には固定されずにそれぞれに乗り出していけるような、そういう柔軟な仕組みというものが必要だと思います。
それについては、小学校、中学校の免許の併有という在り方、あるいは場合によっては義務教育免許を検討されるかもしれませんが、そういう免許それ自体とともに、その免許を持ちながらもその上でスペシャリティーを持つというような二重の仕組み、研修の中で、この辺は自分は得意であるということをつくるような柔軟な教師の専門性のつくり方を考える必要があると、こういうふうに思います。