無藤隆の発言 (文教科学委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(無藤隆君) お二人の意見と違うところもありますけれども、多くは賛成であります。
どうしてかというと、中一ギャップというのは、もっと簡単に言えば小学校のシステムと中学校のシステムのギャップなのであって、中一というそのちょうど境目なので、中学校の仕組みのまず差が顕著に出てきているということだろうと思います。そういう意味では、小学校のままでいいのかというとそうではもちろんないので、今度は小学校も中学校のような高度な指導の中に入っていく必要がありますから、そういう意味では緩やかな移行が求められるのではないか、こういうことです。
そうすると、やるべきことは幾つかあると思いますけれども、三つ挙げれば、一つは、中学校の指導の在り方というのがこれまででいいのか、余りに例えば試験中心になっていやしないか等の吟味、再検討が要ると思います。第二に、小学校の高学年において、中学校への準備教育ではないけれども、しかしながら、自立した主体的な生徒の生活の仕方、学業、勉強の仕方というものについてもっと意識して指導してよいのではないかと、これが二番目です。そして、確かに小学校としてのまとまり、中学校としてのまとまりを大事にしていいとは思いますが、何度も申し上げますけれども、移行する中で、小学校の高学年あるいは六年から中一のもう少しなだらかな中で、子供たちがしっかりと力を身に付けながら無理なく進めるということをお考えいただいていいのではないかと思います。