無藤隆の発言 (文教科学委員会)

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○参考人(無藤隆君) 中学校の在り方を大きく変える必要があるということは私も賛成です。ただ、根本的に駄目だということではないので、国際的に見ると、私は、日本の小学校は非常に高く評価されておりますが、中学校もほぼそれに準じて高く評価されていると思います。
 そうはいっても、中学校の現場において、思春期又はそれを過ぎる、様々な問題行動が出てくる時期でもあるので、時に生徒指導上の厳しい面が表立ち過ぎているということと、それからもう一つ、子供たちの学習ということでいうと、より年齢が上がるからこそ、より主体的で、最近の言い方で言えばアクティブな学びを求められると思うのですが、実際には、小学校に対して中学校ではアクティブな学び方が減っていく傾向があります、これは学校差が大きいですけれど。そういう意味での中学校の在り方の改善というものが必要だと思います。
 では、義務教育学校がそれに有益か有益でないかということでありますが、やはりそれは使い方ということになるんですけれど、私としては、義務教育学校というものを今回御議論いただいているということとともに、中央教育審議会では、二年後を目指して学習指導要領の改訂の議論を始めているところであります。御存じのように、アクティブラーニングというものを中心に、より主体的な学びにシフトしたいということであります。
 そういう意味では、御指摘の中学校の在り方についてどうやって改善していくか。教師の多忙感、その中心の一つは部活動の問題でもありますので、そういうことも含めて中学校について考えていく必要があります。その際に、私は、小学校高学年と中学一年のつながりの中で、先ほども申し上げた緩やかなシステムへの転換というものを図るというのは、幾つかの手だての一つとして有効であり得ると考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 無藤隆

speaker_id: 25118

日付: 2015-06-11

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会