鬼澤佳弘の発言 (文教科学委員会)
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○参考人(鬼澤佳弘君) 御指摘のとおり、昨年五月に取りまとめました基本設計時におきましては、概算工事費約一千六百二十五億円と見込んでおりました。これは東京オリンピック・パラリンピック決定前の二〇一三年七月時点での単価及び消費税五%で試算したものでございます。その時点において消費税の増加、あるいは新国立競技場の特殊性については認識してございました。
しかしながら、今般、技術協力者及び設計者とともにラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピック大会に間に合わせることを大前提に検討を行った結果として、オリンピック・パラリンピック東京開催決定後の建設プロジェクトの民需が予想以上に拡大しまして資材、労務費が高騰する中で、元々極めて大規模でかつ難易度が高い新国立競技場の工事を受注し得る専門業者が限られていたところ、更に限定されることになったということ、また、工期を厳守することが必須である状況の中で、専門工事業者を確実に確保することが従来にも増して難しくなったということで工事費が一層上昇したというふうに分析しているところでございます。