安倍晋三の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々、この約三年間、三本の矢の政策によってデフレ脱却までもう一息というところまでやってまいりました。就業者数は百万人以上増えたわけでありますし、賃金も増加を続け、今年は十七年ぶりの高い伸び率となるわけでありまして、雇用・所得環境とも確実に改善をしております。この流れを更に加速化し、日本経済を上昇気流に乗せるため、これまでの三本の矢を束ねて一層強化をし、希望を生み出す強い経済という第一の矢を放っていく考えであります。
具体的には、賃上げの流れを続け、雇用や所得の拡大を通じた経済の好循環を回していくとともに、企業は、企業収益は過去最高となっているわけであります。言わば我々の経済政策によって企業の収益が過去最高となったわけでありますが、この収益を設備や技術や人材に投資をしていく、積極果敢な投資に向かうように規制や制度の改革を断行し、制度的な壁を取り除いていきます。さらに、法人税改革やTPP、働き方改革、地方創生など、あらゆる政策を総動員していくことで潜在成長率を引き上げて、名目GDP六百兆円を実現していきたいと考えています。
これと併せて、我が国が成長、発展していくためには、一人一人の能力、可能性を最大限伸ばしていくことが大切であります。誰でも本人の努力次第で大きな夢を紡いでいくことができるような社会を実現していくことが大切であろうと思います。
このため、多様な価値に対応できるような複線的な教育制度とし、子供たちが自信を持って学べる環境を整えるとともに、家庭の経済事情に左右されることなく誰もが希望する教育を受けられるようにすることが重要であり、政府としては、フリースクールなどでの学びの支援、高校と大学の接続、新たな高等職業教育機関、そしてまた質の高い教師の育成や、幼児教育、高校、大学での教育費負担の軽減など、教育再生実行会議の議論を踏まえて、引き続き一億総活躍の観点から教育再生にも全力で取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。