安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 岡田代表との議論において、格差が拡大している、相対的貧困率を指標として挙げられたわけでございます。それは確かに、資料は二〇一二年までしかございませんから、二〇一二年、安倍政権の誕生する前でございますが、二〇一二年までの傾向として、相対的貧困率は上昇していくという傾向にあるわけでございます。その中でも、厚労省の指標と総務省の指標は、それぞれ程度の違いはあるわけでございますが、しかし傾向としてはそういう傾向にある、一方、ジニ係数で見た場合、社会保障による所得再配分機能が実施された後で見るとそれほど変わっていないということでございまして、日本の場合は、給付等による所得の再配分機能がございますし、社会保障制度の再配分機能も割と行われていると、このように考えております。
そこで、社会で許容されない格差、私は、格差ということについては、格差が固定化してはならない、そして社会的に許容されないような格差が生じてはならないと、このように申し上げているわけでございますが、日本的に見れば、例えばアメリカで発生しているああした格差は恐らく日本的な常識からは許容できないと言ってもいいかもしれないと、私はこのように感じるところでございます。
そうした中で、特に、固定化させないためにも、これは羽田さんが御指摘された点でございますが、子供たちが自分たちの家庭の経済状況によって進学を諦めなければならない、希望した教育を受けることができないという日本にしてはならないと、そのための対応もしっかりと取っているところでございます。