二之湯武史の発言 (予算委員会)
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○二之湯武史君 ありがとうございます。
では、私の仮説を述べさせていただきたいと思うんですが、資料の四ページを御覧ください。
これは、労働生産性の要素、基本的には労働、資本、TFPと三つの要素があると思います。人口減少社会を迎える我が国では、労働投入量の増加は期待できません。TFPが最も重要だと思います。
TFPというのは全要素生産性といいますが、設備IT投資であったり、技術革新であったり、ブランドマーケティング戦略であったり、高度人材の育成であったり、規制緩和などのビジネス環境の整備であったりしますが、私は、特に人材育成、そしてそれを通じたマーケティングブランド力の向上が重要だと思っております。
我が国の製品、サービスというのは世界屈指の質を誇ると思いますが、高く売ることが苦手なようだと思います。安く売り過ぎだと思います。また、技術で勝ってビジネスで負けるという姿も見受けられます。情報化社会、グローバル化社会に必要な能力、つまりクリエーティブな発想力や戦略的思考力、問題解決能力、そしてビジネスセンス、こうした要素が日本のサービス産業にはやや欠けているのかもしれないなと思っております。そうした問題を解決する最重要の成長戦略が高等教育改革だと思っております。
五ページを御覧ください。
世界の専門職大学院の例です。例えばホテル経営、流通業、飲食業、そのほかにも映画産業や病院経営など特化した専門職大学院がたくさんあります。諸外国ではこうした高等教育を通じてサービス産業の生産性を上げていると思っておりますが、大臣は高等教育を成長戦略として重要性を認識しておられるでしょうか。