安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 日本が戦後の復興から経済成長へと歩みを進める中において、ただいま武見委員が御指摘になったように、そのときにまさに皆保険制度、健康保険、そして年金制度を導入し、また最低賃金も導入をしたわけでありますが、このように再配分機能とセーフティーネットをしっかりと張った上においてしっかりと経済成長をしていった、高度経済成長に進んでいったことが日本の成功につながったんだろうと、こう思います。
我が国は、全ての国民が必要とする保健医療サービスを負担可能な費用で受けられる国民皆保険制度を確立し、世界一の健康長寿社会を達成することにより、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの一つの在り方を実現しました。我が国としては、こうした知見や教訓を生かし、人間の安全保障の観点から、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進を日本ブランドとして掲げてまいりました。
来月国連で採択される新しい国際的な開発目標においても、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジが目標の中に明確に位置付けられる予定であります。日本の保健分野の新しい国際協力の計画においても、我が国はユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成を推進していく考えであります。
具体的な貢献策としては、医師、看護師等だけではなくて、中央及び地方の保健を支える行政官も含め、保健人材の育成を行ってまいります。また、先般、ケニアをユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成モデル国家として選び、その達成を支援することを目的とした円借の、円借款を供与を表明したところであります。