安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) エボラ出血熱の感染拡大にも見られるとおり、グローバル化の進展に伴って国境を越える感染症の脅威が増大をしております。
このため、将来の感染症発生の予防や発生後の対応について、国際機関や援助供与国、NGO等の間の効果的な連携の在り方を促進する国際的な調整メカニズム、いわゆるグローバル・ヘルス・ガバナンスの問題について平時から検討を進めておく必要があると考えます。グローバル・ヘルス・ガバナンスの問題に取り組むことは、感染症対策の強化を通じて国際社会の安定に資するものであり、ひいては積極的平和主義の推進及び人間の安全保障の促進にもつながると考えます。
我が国は、これまでのG7サミット等の場を活用し、国際保健に関する議論を主導してまいりました。二〇〇〇年の九州・沖縄サミットにおいては、初めて議題として感染症対策を取り上げ、二年後の世界エイズ・結核・マラリア対策基金の設立につなげました。また、二〇〇八年の北海道洞爺湖サミットにおいては、途上国の保健システム強化の方針を打ち出したのは御承知のとおりでありまして、来年のG7伊勢志摩サミットの主催国として、我が国はグローバル・ヘルス・ガバナンスの議論において積極的な貢献を行っていく考えでございます。