松田直久の発言 (環境委員会)
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○松田委員 おはようございます。民主・維新・無所属クラブの松田でございます。
早速質問に入らせていただきたいと思います。
一昨日、この委員会で福島の方へ視察に行かせていただいて、先ほど委員長の方から御報告がありました。非常に短い時間ですけれども、委員長のお計らいもよく、いい視察をさせていただいたなと思っておるところでございます。
現場の三町長とも懇談をさせていただきましたし、復興現場の最前線で頑張っておられる各町長さんのさまざまな御要望を聞かせていただきました。
その中で、先ほど委員長の御報告にありましたように、やはり、国の除染作業が一体いつまで続くのかという、町全体が帰還困難、居住制限、避難指示解除準備と各区域指定に分けられている場合、仕方がないとわかっていても、各区域の線引きにより、町、町民一体の町づくりが非常に厳しいというようなお話です。
環境省は、今月、最新の国直轄除染の進捗状況を発表しました。その中で、現在、除染作業中で、訪問しました浪江町では、宅地の除染実施率が四四%、農地三六、森林六一、道路六八となっておりまして、日常生活に密に関係のある場所においても、まだ進捗が半分に満たない。
政府は、平成二十九年三月までに全て除染を終了するということを目標とされていますが、震災発生から五年がたった現在においても五割に満たないという現状、除染の進捗の加速化、目標の達成に向けた今後の取り組み方針を伺いたいなと思っています。
また、除染範囲について、環境省は、生活圏から二十メートル以内と、キャンプ地やキノコの栽培などで人が立ち入る場所に限り実施対象としてきましたが、今月に入り、避難区域内の住民が身近に利用してきた森林であります里山十カ所程度をモデル地区と選んでいただいて、除染の実験をしていただくと決めていただいた。
地域における里山は、住民の生活圏の一部であり、山とともに歩んできた地域では、町づくりをしていく上で非常に大事な場所だと考えております。さらに、川上の奥山に当たる森林は、地場産業の林業を支え、また生活用水等の水源地として非常に重要な役割をしています。
そこで、今後、福島県の七割、特に浪江町は帰還困難区域の七割が森林だというふうにお聞きをしていますけれども、森林に対する除染範囲のさらなる拡大を望みますが、あわせて大臣のお考えをお伺いしたいと思います。