多田明弘の発言 (経済産業委員会)
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○多田政府参考人 お答え申し上げます。
特に東北地方の日本海側など送電網が脆弱な地域につきまして、どのように送電網整備を進めていくか、こういうお尋ねかと思います。
先生から御指摘がございましたけれども、この地域は、火力発電所の新設計画があったり、あるいは風力発電の有望地域が存在するという一方で、発電地域と電力の需要地域とを結ぶ、こういった送電網の整備がこれまでは十分に進められてこなかった、そういう地域だと思っております。
政府といたしましては、こうした送電網の増強に向けた環境整備をしっかり取り組まなければいけない、このように考えておりまして、幾つかの取り組みをしております。
具体的なことをちょっと申し上げますと、まず、昨年の十一月に、送電網の増強に伴います受益と負担の関係、それから効率的な送配電網の実現、さらには、これは事業者側にとっての予見可能性、こういったことをさまざま勘案した上での送電網の増強に伴う費用負担のあり方についてのガイドラインを示させていただきました。これによって、一定程度送電網を増強する場合に、どういうふうにしてお金を工面していくのか、負担していくのか、この辺が明らかになったかと思っております。
加えまして、昨年の四月に設立されました電力広域的運営推進機関、こちらの方でもさまざまな取り組みをしております。例えば、系統への接続を希望する事業者を広く募集する、それによって共同負担を可能にする、いわゆる入札制的なプロセスを始めたところでございます。
さらに、特に東京、東北というところの増強につきましては、昨年、この広域機関の方で、概略のルートあるいは工事費等の基本的な要件を取りまとめたところでございまして、ことしの十月を目途にさらに具体的な増強計画を取りまとめることにしております。
さらに、もう一つだけ申し上げますと、風力発電につきましては、実証事業といったものも二〇一三年度からやっておりまして、その中で、一四年度からは東北地方、秋田県、青森県の方で実証事業を実施しているところでございまして、今後、具体的なルート決定あるいは用地取得といったようなことについても着実に取り組みを進めていきたいと思っております。
以上、我々としても、送電網の整備につきまして、東北地方の日本海側という点も勘案しまして、取り組んでいきたいと思っております。