藤木俊光の発言 (経済産業委員会)
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○藤木政府参考人 お答え申し上げます。
まず一つ、出力抑制の順番ということでございますけれども、今御指摘のように、ベースロード電源と言われるものについては、これは長期的、安定的に発電していくということが技術的にも前提になっている、あるいは制度的にも前提となっているものでございますので、これが出力抑制の順番として最後に来るというのはある意味やむを得ないというか、技術的な制約から考えればそういったことであろうというふうに思っております。
それから、出力抑制に関する補償の問題を御指摘いただきました。これもドイツに関しての御指摘がございましたが、私どもが理解しているところによりますと、大きく二つに分かれております。
一つは、ネットワーク全体で電気の供給量が需要を上回ってしまう場合。これは、大規模な停電を引き起こす場合がございます。周波数が乱れてしまうという場合でございますが、この場合に関しては、ドイツを含めて、日本も含めてでございますが、補償なしで出力制御を行うというのが大体世界各国の共通したルールになっているというふうに理解しております。
よく言われております出力制御の問題というのはまさにそういう問題でございまして、したがって、日本において無補償でそういった出力制御を行う前提になっているということに関しましては、日本だけの特別なルールではないということでございます。一種、停電を防ぐための緊急避難であると御理解をいただきたいと思います。
一方で、ドイツで何を補償しているかというと、これは、ローカルな送電網、ローカルな地域で送電線が足りなくなって、その結果抑制せざるを得ない場合について補償しているというものでございます。これは、日本とドイツとの送電設備の設備形成に関する、例えば費用負担の考え方の違いといったようなところにあるのではないかというふうに理解してございます。