山尾志桜里の発言 (厚生労働委員会)
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○山尾委員 民主党の山尾志桜里です。
大臣、保育園落ちたの私だ、今こういう署名活動が瞬く間に広がりまして、きょうまでに二万五千通、その署名が集まりました。二万五千を超えております。今この場に届いたのが、その二万五千の悲鳴です。
きょう、傍聴もやはりしたいという方がこの国会に来てくださっているのですけれども、見てのとおり、この場にはそうたくさんの方はおられません。多くの方が、赤ちゃんと子供さんと一緒にお母さんが来ています。今、別室でこの中継をごらんになっています。
この署名の発端は、二月中旬に投稿された一通のブログでした。「保育園落ちた日本死ね!!!」と。予算委員会で私は安倍総理にこのブログを紹介して、やはり軽減税率一兆あるいは年金のばらまき三千九百億より子育て支援三千億を優先すべきだ、こう思って議論に挑んだんです。
ところが、予算委員会では、この投稿者が匿名だという理由で、ブログをパネルで紹介することや委員の皆さんにお配りすることができませんでした。きょう、こちらの委員会では、皆さんのお手元に、このブログと総理の反応、その反応に対する投稿者女性のコメントなどが記事になっているものを配付できております。
予算委員会では、パネルも資料も示せなかったので、私がブログの内容は読み上げました。きょうは静かにお聞きいただいていますけれども、あの予算委員会では、読み始めたその瞬間から物すごいやじと怒号の嵐でした。その中身は、やめろよやめろ、出典はどこだ出典は、誰が書いたんだと。私、やじにはなれて、声は大きいんですけれども、それでもブログを朗読する声が私自身にも聞こえないぐらいでした。さらに、それに続く総理の答弁は、承知していないが、匿名である以上、実際のことは本当かどうかも含めて確かめようがない、こういうものでした。
この予算委員会の出来事をきっかけに、匿名なら聞かないんだ、匿名なら聞かないということであれば、保育園に落ちたのは私だと声を上げようと署名が始まり、国会の周りでスタンディングデモが始まり、きょう、この場に二万五千を超える署名が集まり、そして今、赤ちゃん、子供を連れたお母さんたちが別室でこの中継を見守っています。
この署名の中には、保育園落ちたの私だ、さあ、名前を出しましたよ、こんなに大勢いますよ、これでも対策は後回しですかと。この中にあります。やじを飛ばした議員の名前と顔を出すべきだと思います、こういう声もあります。実態を知らない安倍さん、海外に取り残された母子を救うと叫んでいましたが、日本に住む母子を救うことにもっと真剣であってほしい、こういう声もあります。
大臣、問題は、誰が悲鳴を上げたかではない、悲鳴が納得を呼ぶ現実、悲鳴に共感する声が強烈なスピードで社会に広がっているという、我々も驚いてしまうようなこの現実、これが問題だと思います。
それでも、名を名乗れということなので、きょう、ここに二万五千のママたちの署名、賛同する方の署名を持ってきました。私は、ここまでしないと耳を傾けない政治はおかしいと思います。
大臣、安倍総理のあのときの、今紹介した答弁は適切だったと思いますか。やじを飛ばした議員の皆さんの対応は適切だったと思いますか。匿名だとやじるなら、やじった方はみずから名乗りを上げるべきだと思いませんか。まず、いかがですか。