塩崎恭久の発言 (厚生労働委員会)
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○塩崎国務大臣 障害者、なかんずく発達障害につきましては、世の中の理解や注意事項についての周知が十分ではないということもございまして、今御指摘のように、東日本大震災でもいろいろ課題がありましたし、そういうことを踏まえて、今回、発災当初から、私どもは、発達障害の問題を含めて、厚生労働省としても、県あるいは市町村と連携をとって動いてきたところでございます。
自閉症を初めとする発達障害のある方々は、音とか光とかの刺激の多い場所であったり、それから通常と異なる生活パターンに変わるとか、そういうことに対して非常に御不安を抱かれるという方が多いわけでございまして、このために、避難所においては、間仕切りを設けるとか環境面の配慮、それから、先の見通しが立つように相談の実施をできる限りするといったようなことで、また、周囲の方々の理解も深めるような努力をしなければいけないという課題があるということを認識しながら、厚生労働省として、熊本県それから熊本市の発達障害者支援センター、県が二つ、市が一つ持っておりますが、ここと毎日のように連絡をとりながら連携をいたしまして、対応しているところでございます。
例えば、被災直後の十五日から、避難所に「災害時の発達障害児・者支援について」と題する配慮事項をまとめたポスターを配付いたしました。
同時に、先週十九日から、配給などに並ぶことが難しい発達障害者、そういう方がおられる御家庭に、発達障害者支援センターの職員が、必要な水や食べ物をこちらからお届けするという形をとっております。
さらに、二十日からは、在宅や、車中泊、車の中で泊まっていらっしゃる方、こういう方や御家族に向けて、発達障害者支援センターへの相談を促すラジオ放送を同センターの依頼によって実施を既にしてきているわけでございます。
それから、二十一日、先生は二十一日にお入りになられたということでございますが、避難所におられる方で周囲の音を苦手とされている発達障害のある方に利用していただくように、防音用のヘッドホンあるいはデジタル耳栓などの機器の送付を民間企業に依頼いたしまして、既に現地の発達障害者支援センターが配付を開始しているところでございます。
今後とも、被災地の発達障害のある方、その御家族に対しまして、よりきめ細かな支援が行われるように、自治体そして発達障害者支援センターなどとしっかり連携をしながら、避難所における配慮の徹底や相談に関する継続的な情報提供など、必要な支援に全力で取り組んでまいりたいと思っております。在宅の皆様方についても、当然、配慮をしっかりやっていかなきゃならないというふうに思います。