木内均の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○木内(均)委員 今、観光庁長官から、WiFi環境の整備等、ほかにも取り組んでいるというお話をいただきました。
実は、新幹線で移動する中で、東海道新幹線に関しては、全て、トンネルの中であろうと携帯通話ができるようになっているんですけれども、北陸新幹線等々、まだまだのところもあるんですね。これも調べさせていただきましたけれども、順次延伸をしていただけるということで、外国人の皆さんにとっては、我々もそうですけれども、トンネルの中でも通話ができていく、通信環境が整っていくというのはやはり非常に大事なことなので、そういったことにもあわせて政府としても御尽力をいただければありがたいと思います。
外国人の宿泊数の伸びについては、伸び率だけで見ると、これは地方もすごい伸び率になっているんです。今私が質問で例示をさせていただいた群馬県も、外国人宿泊者については、前年比伸び率四五%、茨城県は何と一一五%、栃木県も二八%、山梨県三八%、長野県四六%、新潟県も九三%という本当にすごい伸びを示しています。三大都市圏の伸び率が四二%に対して、地方では六〇%という伸び率であります。
これはパーセントで示すとこうなるんですけれども、やはり絶対数ということになってくるとまだまだ外国人の方が少ないですから、地方にはまだ受け入れる余地があるわけですね。そういった意味では、支援をしていくことは大事だと思います。
例えば、ジャパンレールパスですけれども、これは結構お安いですね。利用条件、利用資格、国内での購入不可というような条件がありますけれども、例えば七日間普通車両を使った場合は大人の料金が二万九千百十円です。これを七日間で割りますと、一日当たりは四千百五十九円ということになります。
そうすると、移動時間も旅行の一つだよという、そういった楽しみを外国人の皆さんに持っていただけるのであれば、首都圏よりも四千百五十九円安い地方のホテルであれば泊まるメリットというのは十分出てくるわけですよね。恐らく、比較をしても、地方のホテルの方が東京、首都圏よりも四千円あるいは五千円、もっと安いというのが実態だと思いますので、地方にお客さんを分散していくということは非常に大事だと思っています。
私の場合、長野県ですから、長野市を例に出して旅行プランを提案するとしたら、例えば東京—長野間は、一番速い新幹線「かがやき」で八十三分、一時間二十三分なんですね。そして、長野から金沢までは六十八分、何と一時間八分で行けるわけです。そうすると、長野に滞在をしていただきますと、東京に観光に行くにも、あるいは金沢に観光に行くにも便利なわけですよね。
おかげさまでといいますか、新幹線効果の逆効果で、長野市内のビジネスホテル、シティーホテルというのは結構あいているわけです。そうすると、もう少しここに対して補助等をしていただければ、長野市を拠点に金沢にも行ける、長野市を拠点にして東京にも行けるということになってきますので、今回の地方創生の観点からも、力強い取り組みを改めてお願いいたします。
もう一点、地方にとりまして、特に雪の降る地方にとりまして死活問題であります除雪用グレーダーの確保について順次お聞きをいたします。
平成二十三年度の第四次排ガス規制強化によりまして、平成二十五年度からはモーターグレーダーの新規生産が停止をされております。ようやくことし、年が明けましてからコマツによる受注生産が再開をされました。
しかしながら、生産が再開されたのは、ブレード幅が三・七メートル、四メートル、四・三メートル級に対応する一機種だけなんです。この大きさですと、市町村道の除雪に必要な小型というわけではないんですね。市町村道は三・一メートル級のブレードの幅の機種が必要なんですけれども、これは、残念ながら製造はされないままです。
かつては三菱重工も製造をしていたんですけれども、その権利自体、パテント自体をトルコの会社に売ってしまいました。そうしますと、国内の二つのメーカーで今生産をされていないというのが現状です。
三・一メートル級の小型のモーターグレーダーの場合は、除雪のためだけの使用ではなくて、道路をつくる際の砕石をならす等、道路づくりにも使われております。建設業者の方からは、悲鳴にも近い要望が寄せられております。現在、建設業者の皆さんは、古いグレーダーを直しながら使っている状況であり、使用中のグレーダーが壊れた場合には、道路をつくったりすることも、あるいは除雪にも対応できなくなってしまうという不安を抱いております。
除雪にも、そして道路建設にも使用されている三・一メートル幅の小型のグレーダーの必要性について、国交省の見解を求めます。