宮崎政久の発言 (内閣委員会)
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○宮崎(政)委員 ありがとうございます。
さきの宜野湾市長選挙、一月二十四日において佐喜真市長が再選をされました。私は、この選挙で新しい民意が示されたと理解をしています。それは、この選挙では、翁長知事とともに辺野古新基地建設を阻止する、こればかりに終始した相手方候補者が、それこそ、ポスター、チラシ等を含めて、翁長知事ばかり前面に出してきた。この選挙で、五千八百五十七票という大差で敗れたという事実であります。
この選挙結果が出るまでは、私どもの地元沖縄では、翁長知事とオール沖縄でやるということを言われると、これに反対する言説を唱えるというのは、特に一般の市民の皆さんの中でははばかられるような、何か同調しないといけないような空気感というのがありました。
それは、オールという言葉の意味なんですね。オールというのは全てという意味ですから、その主張が県民の全てであって、言ってみれば、これに反対する者は県民にあらずというような意識を浸透させていく。これによって、反対しにくい、同調しないといけないような空気がつくられているわけであります。
しかし、沖縄も民主主義の社会であります。さまざまな意見があっていいわけであります。オールと言われても、それがオール沖縄だと言われても、いや、そうではないんだ、宜野湾市民の生命や安全、生活に密着をした政策を実現してくれるのはこのオール沖縄という勢力ではないんだ、オールと言われても反対をしてもいいんだ、私たちは普天間の固定化を回避することが一番大事なのであって、普天間の返還を一番に考えてほしいし、そのことをストレートに訴えていいんだ、こういう民意が示されたんだと私は理解しています。
これは沖縄県民の心の叫びだと思うんです。大きな声を上げるわけでもない、デモンストレーションをするわけでもない。でも、今を生きている者として、私たちの責任で普天間問題は現実に解決をしたいと思っている、子供たちの時代にはもう普天間はなくして引き継ぎたいと思っている。あのフェンスは私たちの手で取り払って、あの場所を取り戻して、そこで生活をしたい。騒音もない、危険もない、普通に生活をしたいんだ。だから、政治的なイデオロギーじゃなくて、現実もよく見て、冷静に普天間飛行場の返還をかち取りにいく。一日も早く普天間を返還してもらいたいという原点に忠実に行動していいんだ、そういったサイレントな心の叫びであったと理解をしています。だからこそ、返還先延ばしというのはあってはいけないと考えています。
政府におかれても、先延ばしにならないことを具体的、目に見える形でお示しをいただきたいと思っております。その意味で、普天間飛行場負担軽減推進会議、その下に作業部会があるわけでありますけれども、これは県政交代されてから一年半、開かれていないんです。
二月の四日に、佐喜真市長と一緒に私も官邸にお邪魔をさせていただいて、官房長官に直接、普天間飛行場の固定化はあってはいけないんだ、目に見える形で負担軽減を進めてほしいんだ、この推進会議もやってほしいんだということをお伝えいたしました。
例えばこの会議を年度内に開催するとかは考えられないのか、普天間を中心とした沖縄の基地負担の軽減を担当されている官房長官の御所見をいただきたいと思っています。