郡和子の発言 (文部科学委員会)
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○郡委員 おはようございます。休憩を挟んでの委員会の再開、民進党の郡和子です。
まず、私からも冒頭、熊本地震について、亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
まだ活発な地震活動が続いているということです。文科省は、学校設置者に対して、所管の学校などを、地域住民の方々の避難所として活用するようにという要請をされていると承知しています。ホームページでは、被災された熊本、福岡、大分、佐賀、長崎の五県で三百九十八施設が避難所として利用されているというふうに報じられていました。
ですけれども、熊本県の教育長からは文教施設の応急危険度判定士の派遣要請もあったということで、昨日ですか、送られたということです。
二次被害ということに万全の対策をとっていただきたいと思いますし、私どもも、東日本大震災の折に、天井の落下ですとか、これまた大きな心配を被災された方々にさせてしまったこともございましたし、また、長引く避難生活で、学校施設は教育現場としての構造ですから、避難生活される方々と必ずしも一致しない構造になっていて、ふぐあいも大変生じたというふうに承知しています。それらの教訓を、ぜひ今回生かしていただきたいというふうに思います。
このことも冒頭申し上げて、それでは質問に入らせていただきます。
今月の五日になりますか、政府は、官邸で国際的な感染症対策の関係閣僚会議を開かれて、リオ・オリンピックを前にして中南米を中心に感染が広がっているジカ熱、この日本での感染拡大を予防するために、媒介する蚊が活動する夏に向けて追加の対応策を決定したということでありました。
安倍総理は会見で、ジカウイルス感染症は蚊が媒介します、蚊が多く発生する夏の季節に備えるとともに、リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックの開催に備えた対応の強化が必要です、六月を広報強化月間として、集中的な広報、普及啓発を行うなど、国民運動を展開していきます、さらに、妊婦の方からの電話相談体制を全国的に整備しますと、この後の会見で述べられておりました。
御承知のように、WHOは、ことしの二月二日でしたけれども、ジカ熱による小頭症に関する緊急事態宣言を発表されておりまして、それを受けて、リオ・オリンピック開催国もすぐに反応されました。リオデジャネイロ市の保健局長がすぐに会見を行って、リオ・オリンピックの開催時期は、南半球だから蚊の媒介、活動が活発化する夏ではない、だけれども、それまでに万全の対策をとるというふうに緊急会見を行われたわけです。
総理は、オリンピックへの影響、リオ・オリンピックを想定されているんだけれども、私は、リオ・オリンピックじゃない、東京オリンピック・パラリンピックの方がもっと深刻な問題があるんじゃないだろうかというふうな心配をしておりまして、その観点から質問をさせていただきたいと思います。
ジカ熱というのは、改めて言うまでもないわけですけれども、この感染症は蚊が媒介するものでして、ヒトスジシマカ、ネッタイシマカというヤブカの仲間が感染媒体となって広まる病です。初期の妊婦の感染でなければ、蚊に刺されて一週間近く潜伏期間があって、発熱、それから発疹、関節痛、一週間ほど苦しむ病でして、これで済むというふうなケースが多いんですけれども、先ほど申しましたように、妊娠初期の女性が感染しますと大変大きな影響があるということです。
蚊の活動期間というのは、私が改めて言うまでもありません、初夏、夏、秋にかけてでありまして、まさに東京オリンピックの開催時期と重なっているわけです。
ジカ熱についてですけれども、これまで感染症法上位置づけがなされておりませんでしたが、このほど位置づけられることになったんですか。厚労省にお尋ねします。