木下智彦の発言 (法務委員会)

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○木下委員 おおさか維新の会、木下智彦でございます。
 本日も質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。
 では、早速始めさせていただきたいと思います。きょうは、大臣の所信にかかわる質疑ということで質問させていただきます。
 大臣の御所信の中で、私ちょっと、ううんと思いながら聞いていた部分があります。そこは何かというと、一番最初の部分で「法務省の任務は、」というふうなお話をされておりまして、全部は読みませんけれども、冒頭の部分だけですが、基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護その他云々というふうなところを最初に述べておられます。
 その観点できょうの質問をさせていただきたいというふうに思っているんですけれども、特に法秩序の維持という部分かなというふうに私は感じているんです。
 大臣は、御就任されたのが昨年の十月だったと思います。もう既に五カ月ほどたたれているわけですけれども、その間に死刑の執行命令というのを、私の知る限りでは二回出されている。その中には裁判員裁判で判決が確定したものも案件としては初めて含まれているというふうに理解しております。
 ちょっとその辺の話をさせていただきたいと思っているんですけれども、最初にお話ししたいのが、私は、判決が確定したものは法律の取り決めに従って執行されることが極めて重要だろうと思っていて、それは、死刑判決であろうがなかろうが、違う判決であってもそうだと思うんですけれども、法秩序の維持につながるものだ、判決が確定したものについての執行という意味ではそうだと考えている。さらには、基本法制の維持そのものではないかなというふうに考えていて、そういう視点で質問をしたいというふうなことなんです。
 というのは、きょうこういう質問をしますというふうにきのう通告をさせていただいたら、事務方の方から、木下先生はどういうスタンスで死刑制度を考えていらっしゃるんですかと非常に御心配されたようなんですね。なぜかというと、やはり、絶対的に反対だとかそういう価値観で物を言うような人も国会議員の中にも当然いらっしゃるというところで、そういう警戒をされたのかなと思っているので、私は、きょうの質問は、特に死刑制度の賛否などの評価をしたいというのではなくて、最初に述べたように、法の秩序の維持というものはどういうものなのかな、そういう点で質問をさせていただきたいと思います。
 そこで、死刑執行の判断という話をしたいんですけれども、その前に、ちょっと私の方で調べさせていただきましたら、ここ数年、すごくたくさんの先輩方、先生が法務大臣の職に任じられておりまして、死刑執行の命令を出された方をずっと上から見ていったんですね。
 そうすると、二〇〇七年の後半ぐらいから、鳩山邦夫先生が、就任の期間にもよると思うんですけれども、十三名執行されている。保岡先生が三人、森英介先生が九人。そこから民主党政権になりまして、千葉先生が二名、その後ずっと、柳田先生、仙谷先生、江田五月先生、平岡先生と、そこまでゼロが続いております。そして、小川先生三名、滝実先生四名、田中慶秋先生ゼロ、また滝実先生ゼロということです。ここから自民党政権に戻りまして、谷垣先生十一名、松島みどり先生は短かったのでゼロ。上川先生も一と。それで、今の岩城大臣が今の時点で二名というふうなところでございました。
 まず、そこを、今の数字で、過去のことはあれですが、私の調べたところで今二名ということなんですけれども、この二名で間違いないでしょうか。それだけちょっと。

発言情報

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発言者: 木下智彦

speaker_id: 6007

日付: 2016-03-09

院: 衆議院

会議名: 法務委員会