上林千恵子の発言 (法務委員会)

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○上林参考人 送り出し機関に対する規制は、海外の機関ですので、日本国としてはできないと思います。
 ただ、中国の政府も、また中国の省も市も、送り出し機関の信用を高めたいという努力をずっとしておりますので、B社というのは、中国対外労務合作AAA級信用企業というのがあって、もう随分かねてより、送り出し国は、国の単位でも、送り出し機関に対して、AAAかAAかA一つだけかという形の認定を行っていますし、これが、単に国だけではなくて、省政府もやっています、市もやっています。そういう形で、要するに、政府として送り出し機関の信用を高めてたくさん送り出したいという努力をやっていますので、そこに日本政府として何か言うことができるかというと、返事は、十分やっているという返事しか返ってこないのではないかと思います。
 あと、それでは悪徳機関がないのかというと、そんなことは決してありませんで、日本国で厳しくなれば向こうの送り出し業界の悪い企業が淘汰されるので好ましいという言い方にあらわれていますように、悪質な送り出し機関は山ほどあります。
 なぜかというと、送り出し事業というのは、まともにやっても結構利益を得ることができますので、マージンを小さくしてもうけを少なくすればそれなりにやっていけるということで、常に値引き競争が行われているというのが実情でして、それを日本側の受け入れ機関だって知っているわけですから、そこに常にダンピングの機会が出ている。人材派遣というのはそういうシステムだというふうに理解せざるを得ないと思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 上林千恵子

speaker_id: 12544

日付: 2016-05-10

院: 衆議院

会議名: 法務委員会