安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 政府としては、気象庁が探知した地震波や、北朝鮮による核実験を実施した旨の発表など、関連するさまざまな情報を総合的に勘案した結果、北朝鮮が核実験を実施したものと判断をしております。
一方、水爆実験を成功させたか否かでございますが、水爆実験を成功させたとの北朝鮮の発表については、米国、韓国を初め関係国と緊密に連携しつつ、引き続きその分析、評価に努めていく必要があります。
水爆を成功させる技術は、原爆実験を成功させる技術よりもはるかに高度な技術となっていくわけでございますが、地震の規模から考えれば、一般的な水爆実験を行ったとは考えにくいものと認識をしております。
他方で、北朝鮮においては、今回の核実験は四回目となることから、核兵器開発について技術的な成熟が見込まれること、また、北朝鮮が今回の核実験においては、試験のため通常の水爆よりも爆発の規模を小さく抑えた可能性は否定できないことなどから、さらに分析を進めていく必要があると考えています。
いずれにせよ、今回の核実験は、北朝鮮の核兵器開発をより一層進展させるものであり、極めて強く懸念すべきものであると考えています。また、このような北朝鮮の核兵器開発は、運搬手段となり得る弾道ミサイル能力の増強とあわせ考えれば、我が国の安全に対する重大な脅威であります。
我が国としては、引き続き情報収集に努めるとともに、安保理非常任理事国と日本はなりました。これは、安保理非常任理事国選挙へ向けて与党の皆様にも大変な御協力をいただきました。私もバングラデシュを訪問した際、日本にいわば彼らが、今回は選挙に出ることをやめて日本を支持する、こういう大きな決断をしていただいた結果、日本は非常任理事国選挙に、多くの支持を得て当選を果たすことができたのでございます。こうした外交の成果であったとも考えるわけでございますが、非常任理事国として、新たな決議の速やかな採択に向けて、関係国と引き続き緊密に連携しつつ、国際社会の平和と安定に対する責任をしっかりと果たしていく考えであります。
同時に、我が国独自の措置の検討を含め、北朝鮮に対して、毅然かつ断固たる対応を行っていく考えでございます。