山名元の発言 (予算委員会)
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○山名元君 汚染水の問題について御質問なんですが、まず、私の機構は、実はこの汚染水問題については直に関与していない立場におります。国の汚染水処理委員会が管轄している事項であります。
したがって、これから私が申し上げますことは、我々も汚染水というのは非常に重要に考えておりまして、独自にしっかりウオッチしておるわけですが、先生の御指摘について言いますと、結局、凍土壁というのは、地下水を汚染した原子炉に近づけないための遮断措置なんですね。それによって地下水が建屋の中に入らないようにして、汚染水の蓄積、増加量を防止、低減しようという発想でやっているわけです。
規制庁の方から、凍土壁の運用に関して、地下水の水位のコントロールにおいて慎重にいきなさいという指示を受けてきた、これが現実でございます。
確かにその指摘も当たるところがあるわけで、したがって、十五日の監視・評価検討会の方で、海側からまず壁をつくっていこうという一つの結論に向かっているわけですが、これはあくまで、地下水の水位のコントロールを慎重に見きわめた上で、凍土壁については完成に持ち込むという指導なんですね、慎重に。
したがって、この問題は決して解決していないというのではなくて、むしろ地下水のコントロールを慎重にやって、汚染水がもう外に出ないような慎重な対応をとりながら、海側とそれに続いて陸側の凍土壁を閉じていこうという方向を向いているということです。
したがって、ある意味で、リスクを避けるために慎重にとっていることであって、これは凍土壁が、もし、そういう、慎重に見ながら、特に地下水コントロールに問題ないという結論が見えてきましたら、全体を閉じれば地下水の流入量は間違いなく減るということになります。したがって、地下水を近づけないという当初の目標を達成することができるようになるということになるんです。
したがって、この問題は、慎重にやっているという観点で、もうしばらく慎重に見ていただけないでしょうか。その経緯を見た上で、凍土壁をきちんと閉じたときに流入量をどれぐらい減らせるか、それがうまくいけば一日百トン以下に下げられるということで今計画しているわけですが、そういうポジションにあるということを、まず御理解いただきたいと思います。