安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 昨年の農林水産物、食品の輸出額は約七千五百億円でありまして、安倍政権ができて、この三年間で、三年連続過去最高となっております。
既に現場では輸出拡大に向けた多様な取り組みが始まっておりまして、山形県でも、高齢な農業者が多い果樹組合がリンゴをマレーシアそして香港などに輸出する例があると承知をしています。
TPPは、おいしくて安全な日本の農林水産物の輸出をさらに拡大するチャンスでありまして、平成三十二年の輸出額一兆円目標を前倒しで達成することを新たな目標としているところであります。
また、政策大綱には、米や牛肉、青果物、水産物等の重点品目ごとの輸出促進対策の推進や、検疫手続の円滑化など輸出阻害要因の解消、また訪日外国人旅行者への地域農林水産物の販売促進、地理的表示の活用等によるブランド化の推進など、多様な取り組みが盛り込まれています。
そして、今、加藤委員からお話があった、私の地元もそうなんですが、農地においては、お年寄りも生産者の中において大きな担い手であると言ってもいいんだろうと思います。そういう方々にとって果たして大丈夫かという不安は当然あるんだろう、特に輸出は自分たちとは関係ない世界だ、こう思われることもあるということは私も承知をしております。そういう年をとった方々がつくっておられるものもすばらしく安全でおいしい、すばらしい品質のものをつくっている、これは間違いなく、今でもそうなんですが、海外で評価されている。
要は、こうしたものをしっかりと輸出に結びつけていく、あるいは、大切なことをおっしゃったんですが、生産者にちゃんと付加価値が手元に残るように、生産者が利益を得ることができるようにしていくことがとても大切なんだろうと思います。そういう点に主眼を置きながら、生産者がつけた付加価値は生産者に行くように、中間の業者等々がそれを全部とってしまうことがないように、我々もしっかりと支援をしていきたい、このように考えております。