安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 先般の国勢調査で日本の人口全体が減少傾向に入ったわけでありますが、既に、安倍政権の三年間、生産人口は三百万人以上減少しているわけでございます。その中で、大切な社会保障制度を維持していくためにも、活力ある日本を維持していくためにも、多様な働き方の中においてまさに新たな価値を生み出し、そしてイノベーションを起こしていかなければならないと考えています。
特に、今まで十分な活用がなされていなかった女性の能力、あるいは高齢者の方々が経験や知恵を生かして社会に貢献をしていく。皆さんまだまだ肉体的にも頭脳においても精神的にもお若い方々がたくさんいらっしゃいますから、そういう方々に貢献をしていただくことによって、我々はもっともっと成長していくことができるんだろうと思います。そのためにも、働き方を変えていかなければならないわけであります。
昨日も、一億総活躍社会実現対話というものをやりまして、多くの方々にお集まりをいただきました。
その中で、例えば、もう既に正規、非正規の壁をなくしている銀行で働いている方、あるいはまた、残業時間二十時間を既に給与の中に組み込んでいて、自分で工夫して勤務時間を減らしていくことでまさに自分の人生が豊かになる、そういう働き方にしている会社の方からお話を伺いました。二人とも女性の方なんですが、結果として、非常に自分自身も生産性が上がっていると感じる、企業も成績がどんどんそうした働き方によって改善してきたと認識をしているというお話を伺うことができました。
私も、先頭に立って働き方改革を進めていく。かつての高度経済成長時代のように、残業を自慢する働き方ではなくて、いかに効率的に働いているか、家庭と仕事を両立させているか、それを自慢できるような社会に変えていく。これからの三年間は、働き方改革にまさに私が先頭に立って取り組んでいきたい、このように考えております。