榛葉賀津也の発言 (外交防衛委員会)

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○榛葉賀津也君 よろしくお願いしたいと思います。
 そしてもう一点、昨日は防衛大学の卒業式が行われたということで、関係者の皆様方には心からお祝いを申し上げ、是非、若き自衛官には希望と理想を高く持って任務に当たっていただきたいと思います。
 ただ、少し気になりましたのが、四百十九人の卒業生中四十七人、全体の一一%ということですが、任官拒否という報道がございました。安保法案と絡めての報道があったりいろいろありましたが、これは経済の動向も十分に影響するのだろうと思います。
 実は、防大生には月々十一万一千八百円、そして年二回の期末手当が一・五七五月分、つまりは十七万六千八十五円が二回支給されると。一人の自衛官、防大でつくり上げるのにおおむね五百万円、年間掛かると言われています。
 実は、我々が与党の当時、私が防衛副大臣を終わった後でございましたが、民主党政権では、防大に入ってコストを掛けて卒業したにもかかわらず任官を拒否をした者については、何らかの費用負担をという議論が実はありました。閣議決定まで行きましたが、反対もあって、これは廃案になりました。
 国会の中に防衛大学校出身国会議員の会というのがございまして、意見書が出されております。中谷大臣も防大の卒業生でございますし、佐藤委員長も防大の卒業生ということで名を連ねておりますし、ここには宇都さんもいらっしゃいます。よく覚えております。そして、尾辻先生も防大生ということで、この四名で意見書、大変ごもっともな御意見があります。
 他方で、私は、やはりタックスペイヤーの気持ちに立つということも大事ですし、ただ自衛官をつくり上げるということはコストだけではございません。人材をどう確保するのか、そして、どうしても自衛隊に入れない場合、コストを本当に負担をしなければいけないのかという様々な議論があります。ここで私はその意見を議論をするつもりはございませんし、この意見書の提言には十分に私は納得できる点がございます。
 ただ、湾岸戦争のときには、何と九十四名が任官拒否をされています。私は、この自衛隊に入ることを選択されなかった若人たちを非難するつもりは毛頭ございません。是非、それぞれの道で防大で学んだことを生かして頑張っていただきたい。ただ、大臣、是非、この四十七名がなぜ自衛隊ではない道を選んだのか、これはきっちりと精査をする必要があろうかと思います。大臣、どうでしょうか。

発言情報

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発言者: 榛葉賀津也

speaker_id: 9438

日付: 2016-03-22

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会