榛葉賀津也の発言 (外交防衛委員会)
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○榛葉賀津也君 民進党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。
日・オマーン、日・イラン投資協定について質問させていただきたいと思います。
オマーン、イラン共に我が国へのエネルギー資源の貴重な供給源でございます。
イランは世界第四位の原油埋蔵量、天然ガスは世界第一位の埋蔵量でございます。資源のまさに超大国、日本の原油の輸入先としては第六位、歴史的にも、我が国は、米国との外交に一線を画してでもイランとの独自の外交関係を築いてまいりました。まさに伝統的な友好国でございます。
他方、オマーンは、我が国の原油輸入先としては第八位、天然ガスは第九位と。ただ、このオマーンという国は、皆さんには釈迦に説法ですけれども、まさにホルムズ海峡を通らずにエネルギーを我が国に供給できるという点では極めて地理的には重要な国だと思っています。
しかし、オマーンというのは、資源の埋蔵量は必ずしも豊富ではございません。しかし、だからこそ、エネルギー産業に依存しない産業の多角化、これを国家プロジェクトとして、例えば漁業であるとか観光分野であるとか、まさに国家プロジェクトとして投資を促進している、受入れを促進をしているというふうに把握をしております。極めて重要な二か国との投資協定だと思っています。
先ほど古賀理事からもございましたが、我が国はこれまでに二十四か国、投資協定、それぞれ微妙に中身は異なるわけでございますが、EPAの中にも投資章を設け、またTPPの中にも投資章が設けられていると把握をしております。
私は、大臣、経済連携協定だとか投資協定、こういうものを本当に現場で緻密に交渉されている外交官、本当に尊敬いたします。かつて麻生先生が外務大臣のとき、ガットの議論を私が、当時、まだ政権交代する前の野党でございましたが、させていただきました。大臣が、榛葉君、ガットのことを交渉する外交官をガッチャマンと言うんだ、このガッチャマンというのは非常に大事なんだとおっしゃっていました。TPP交渉も、それぞれ各党思いはありますけれども、現場で交渉された方々は並々ならぬ努力だったと思います。
大臣、私、つい先月四十九になりまして、昨年他界した松田誠経済連携課長と同い年になりました。松田さんに恥じない存在になるように、しっかりとこの問題の議論をしていきたいと思います。
具体的に質問をさせていただきたいと思います。
日・オマーン投資協定におけるいわゆる紛争解決手続、ISDS手続でございますが、これでは、通常、アンブレラ条項に関する投資紛争が、ISDS手続による解決が相手国の同意がなくても普通できるんですけれども、オマーンの場合はその事案ごとに同意が必要になってくる、どうしてこういうふうになったのか、その背景はどうなんでしょうか。