原澤英夫の発言 (環境委員会)
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○参考人(原澤英夫君) まさに国民運動、もうかなり長くやってきていて、その都度、チーム・マイナス六%とか、今回クールチョイスですね、ということでスローガンを掲げてやっているんですけど、どうもやっぱり一部に限定されていて、なかなかやはり一人一人のところまでそういった情報が届いていない。
例えば、IPCCの報告書なんかも二年前に出て、我々も頑張っていろんなところで講演をしたりとか書き物を書いて周知していると思ってはいるんですけど、なかなかやはり国全体となりますとできないということで、まず情報提供をしっかりやっていくことが必要かと思います。その際に、やはりいろんなことが分かりやすく伝わっていくというのが大事だと思いますし、そういう意味では、危機感を醸成したりとか意識を高めるためには、まず情報提供が必要だと思います。
それと、まさにクールチョイスというのは低炭素の製品等々を積極的に買うということで、そういったマインドというのは、長期にそういう省エネ製品を買った方が得になると、かつまた環境にも優しい、そういうマインドがだんだん国民一人一人に一部根付いてきているようなところがありますので、そこをやっぱり末永くといいますか、忍耐強くやっていく必要があるかと思います。
その際に、いろんなレベルで情報提供が必要ですし、やはり一緒に行動していくということも大事だと思いますし、研究面では、国際的にはフューチャーアースという非常に大きな研究運動が始まりそうでありまして、それは、例えば研究の中身あるいは研究そのものも一般の人たちと一緒になってやろうとか、そういう方向になっているかと思いますので、まさに温暖化対策ですとかさっきありました適応対策みたいなものは、単に上から情報を与えればいいというだけじゃなくて、やってみせるとか一緒にやるとか、そういうのが重要だと思います。それが、やはりいろんな分野で、運輸の分野、産業の分野、民生、業務の分野、かつまた、政府あるいは自治体が率先してやるというような、多分総合的な力としてやっぱり国民運動を進めていく、そういう仕掛けも必要であるかと思います。
そういう意味では、温暖化防止推進員という制度があって、非常に僕は活動してきたと思うんですけど、予算が減らされたりとかいろんな状況に陥っていたものですから、やはり緩和策、適応策をそういった既存の仕組みを使ってしっかり情報提供をしていって、場合によっては一緒にやっていく、一緒に考えていくということが必要かと思います。