石川和男の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(石川和男君) 和田先生、御質問ありがとうございます。
 原子力については、これはもう感情的には受け入れ難いというのは私もよく分かります。しかし、人類が今まで経験した原子力事故、福島を含めて三回、アメリカのスリーマイルズアイランド、それから旧ソ連ウクライナのチェルノブイリ、実はアメリカと旧ソ連は、事故炉以外は全て普通に正常に稼働させ続けているんですね。
 外国がそうだから日本でそうしろというふうに、絶対そうしろというわけではありませんが、そこはやはり、これは、この事故処理はきちんとやる、地元対策もきちんとやる。しかし、ほかのところについては、やはりそこは経済、社会をそのまま維持し続けるという、何といいますか、ある意味でのめり張り、縦割り的な発想、こっちはこっち、あっちはあっちということ、この発想がやはり僕は国政のレベルでは求められるんだろうと思います。
 そして、ただし、おっしゃいましたように、福島第一原子力発電所の事故による避難民の方々の生活ということですが、これはもう当分心配は続くと思いますが、やはりそれにはお金が要ると思います。じゃ、それを税金でずっとやるのかと。消費税をやるのか法人税をやるのかと言われたって、なかなか財源がない。
 私は、別途資料をお配りしておりますけれども、福島第二原発についてはいろんな議論がありますけれども、これは私の試算によりますと、欧米、アメリカ並みにフル稼働させると、もちろん安全が第一ですが、フル稼働させますと年間五千億ぐらいの利益増効果が出てくるんですね。これをきちんと、全額とはいいませんが、ある程度配分しながら、先ほどの御質問で出ておりますけれども、例えば再エネの投資にやって、再エネという未来に対して投資をするとか、そういうビジョンを描きながら、うまく日本の国内だけで、ここにも書きましたけれども、国民のお金は国内で回すと。で、復興もする、再生エネルギーもやると。この道筋を、まだ出ていないですので、是非ともここの委員会で新たなテーゼとして出していただきたいなと、そういう思いであります。
 以上です。

発言情報

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発言者: 石川和男

speaker_id: 23470

日付: 2016-05-19

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会