香取照幸の発言 (厚生労働委員会)
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○政府参考人(香取照幸君) 答弁申し上げます。
先ほどちょっと御質問のありました母子家庭の方、非正規の方が多いというお話なんですが、私どもの行っております母子世帯等調査によりますと、母子世帯になる前の状態で大体七五%ぐらいの方が就労しておられて、二五%ぐらいの方が就労しておられない。これが一人親になった後になりますと、就労の割合が約一〇%ほど上がって八割強まで上がってまいります。
非正規割合はどうかということを見ますと、母子世帯になる前の状態でも約四〇%近くはやはり非正規の方が多いということで、実は、元々、母子世帯になる方の集団全体で見ますと、やはり非正規で働いておられた方というのがかなりの割合いらっしゃるということになりますと、やはりこれは御本人たちの、何といいますか、専門性を高めるといいますか、エンプロイアビリティーを高くするということをしませんと、なかなか正規の職には就けないということなんだろうということだと考えております。
それで、今先生御指摘になりました高等職業訓練給付金というものでできるだけ資格を取っていただけるように御支援申し上げるということをしております。これにつきましては、先ほど数字申し上げませんでしたけれども、この給付金、平成十五年からやっておりまして、二十六年度で二千八百四名の方が資格を取得されて、このうち二千三名の方が常勤での就職ができているということになってございます。
今回、この高等職業訓練給付金につきましては充実を行いました。
まず一つは、支給期間の上限、これを二年であったものを三年に延長いたします。三年に延長いたしますと、三年間の養成期間で取れるといったような割と高い資格のもの、具体的には看護師さんなんかがそうなるわけですけど、こういったものについては三年間全期間について御支援ができるという形になると。
もう一つ、今度は逆に、長い間修学し続けるというのが困難だという方もいらっしゃるので、一年間の修学期間のものについても、従来は二年ないと助成の対象にいたしませんでしたが、一年でも取れるようにするということで、この場合ですと、一年修学で資格が取れるものということになりますと、例えば調理師さんですとか製菓衛生師さんというようなのも資格の対象になるということで、一方では高い資格、一方ではより短い期間でできる資格のものということで、こういった形でできるだけ資格を身に付けていただけるような、それぞれの方の状態に合わせて取れるようなことで給付金の対象を拡大したことでございます。
こういったことを通じまして、できるだけ常勤で、正社員で就職できるようにということで、引き続きこれからも支援をしてまいりたいと思っております。