吉本豊の発言 (厚生労働委員会)
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○政府参考人(吉本豊君) ただいま委員御指摘のとおり、我が国の介護ロボット、技術的に国際的にも大変高く評価されておるというふうに認識をいたしております。
お尋ねの経済産業省におけるこういった介護ロボット等に対する取組でございますけれども、介護ロボットにつきましては、介護実施者の負担軽減あるいは高齢者の自立支援を促す、こういった観点から、厚生労働省と連携をいたしまして、国立研究開発法人日本医療研究開発機構、AMEDを通じまして、介護現場のニーズを踏まえた技術開発の支援、これはロボット介護機器開発・導入促進事業と申しておりますけれども、平成二十五年より行っておりまして、平成二十八年度、四年度目ということで、年間二十億円の開発資金を投じておるというところでございます。
さらに、国際展開というお話ございました。こういったロボットの安全性というものが、どういうふうに評価するのか、独り善がりに日本の中だけで安全だといっても仕方ないということがございまして、我が国が先導する形で、国際標準化機関のISOというのがございますけれども、こういった国際標準、ISO13482と申しますけれども、そういったものが既に国際標準になっております。こういったものを踏まえまして、例えば国際ロボット展等、そういった展示会がございます。そういったときにも、介護ロボットの専用ブースの設置を行うなどということで販路開拓の支援を積極的に行っておるということでございます。
一つだけ事例を申し上げますと、これは重いものを持ち上げるときに介護者の腰の負担を軽減するHALというロボット、これ大変有名でございます。実はこのHALというものは、この制度を用いまして、さらに先ほど申し上げましたような国際標準を既に認証を取得しております。そういった形で、国際展開を見据えながら、こういった介護用のロボット機器なんかの開発支援を行っておるということでございます。
経産省といたしましては、今後とも引き続き、内閣官房あるいは厚生労働省さん、各省と連携しながら、研究開発、販路開拓、さらには介護関連産業全体の国際展開に向けた取組を進めてまいりたいというふうに考えてございます。