香取照幸の発言 (厚生労働委員会)

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○政府参考人(香取照幸君) 虐待は、お話しのように連鎖をいたします。先ほど御質問でもありましたが、親からの虐待は非常に負の感情を大きく子供の中に形成しますので、その負の感情が言わば裏返しとして自分の子供に行くという連鎖が起こるということが起こっておりますので、基本的には児相、養護施設でもそうですし里親でもそうですけれども、虐待を受けたお子さんについては、そういった子供の負の感情をどういった形で癒やしていくかということを同時に考えていかなければいけないということでございます。
 今回、改正案の中では里親支援というものを児相の業務に位置付けるわけですけれども、これは開拓等だけではなくて、実際に今児相で、お子さんを預かっている里親さんに対するそういった子供の心理面でのケアの支援ということも行うということも併せて、訪問支援等による里親支援ということですし、養護施設に関しましては心理担当職員の配置、これは現在でも進めておりますけれども、これを更に積極的に進めてまいりたいと思っております。
 それとあとは、実際に虐待を受けたといいますか、お子さんたちが自立して今度は自分のお子さんを持つということになりますので、保護者になった場合に、自分の子育てに直面したこういったお子さんたちが相談できる体制、あるいは不安をきちんと拭っていく体制というのが必要だと。これは、先ほどから御答弁申し上げています自立の支援ということの言わば延長線上に位置付けられるものだと考えてございます。
 もちろん、一般施策として子育て世代包括支援センターの設置でありますとか様々な保健師による対応等、新生児訪問等々、御答弁申し上げていますけれども、施策を講じておりますけれども、こういった中でも、やはりこういった虐待経験のある養護施設あるいは里親出身のお子さんたちについては格段の目配りをしていくということをしていかないといけないと思っておりまして、今回、全体として様々な施策を組み立てて体系的な施策をやっていくということで法律改正をお願いしているわけでございますが、成立後、施行に向けての様々な予算面、実態面での検討の中でこういった点についても目配りをしてまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 香取照幸

speaker_id: 14756

日付: 2016-05-26

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会