大野高志の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○政府参考人(大野高志君) お答えさせていただきます。
ただいまの性判別精液・受精卵の件でございます。
性判別精液、御指摘のとおり、これまで一般の精液に比べて受胎率が低いという実態がございました。こういった中で、ここ数年開発されました新しいタイプの精液ストロー、この製造技術を用いた場合の受胎率が四五%でございまして、今通常の人工授精用の精液の受胎率が四六%ということですので、同等のところまで近づいてきております。また、受精卵移植による受胎率も大体四五%程度でございますけれども、これも最近開発されました新しい移植用機器、これを使いますと五〇%を超える可能性がございます。
こういった中で、性判別精液あるいは性判別受精卵、こういうのを製造するときに施設あるいは機器、こういうものが必要となります。ここのところ機器や施設の整備が大分進んでまいりまして、例えば性判別精液ですと、二十一年と比較して、二十一年は一万円だったものが六千円と、四割ぐらいコストは低減されております。
それから、技術者の方の研修でございますけれども、これも従来、家畜改良センターですとかあるいは都道府県、こういうところで実技研修やっておりましたけれども、先ほどの性判別精液、新しい手法による性判別精液、性判別受精卵による移植をする場合、また、そういったものをつくる機器を整備する場合、そしてこういった実技講習を例えば各県の畜産協会あるいは人工受精師協会、こういうところが技術者の技術レベルアップのために講習会をやられるとき、こういったものを全て二十七年度補正予算で支援させていただくと、こういうふうにさせていただいているところでございます。