渡辺博史の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(渡辺博史君) お答え申し上げます。
まず、JBICによるサムライ債発行支援の実績は、二〇〇九年以降、保証及び一部取得というスキームを使っておりますが、合計で二十六件、対象金額としては約一兆五千億円というふうになっております。
今回の特別勘定におきましては、基本的にはインフラを対象とするということでありますので、通常の各国政府が発行する国債は一般財源ということになりますので、ちょっと特別業務勘定の対象とするというのは今申し上げたような前提でいうと難しいかなと。もちろん、国債の発行自体においてその使途を限定するというようなことで投資家との間でうまく合意ができれば、そこはインフラの対象ということはできるかと思うんです。
ただ、一般的には、どちらかというと私どもの方のローンの方を活用するという方が比較的途上国としてもやりやすいんではないかというふうに思っております。その際には、特段何々格でなければいけないということではなくて、まさにそれぞれのプロジェクトの内容を見て、それについて判断をさせていただくということであります。
例えば、港湾については前に南アフリカのダーバンの港の拡張というものについて融資をしておりますけれども、それは日本企業がそのダーバンの港をたくさん使うということで受益をするということがあれば、そういうものについて支援をする、結果として南アフリカの経済にも貢献したと。と同じようなことがモンバサでできるかどうか、それはまさにモンバサの港の拡張プロジェクトの内容を見せていただいて、それで判断をしていくというようなことでできるのではないかと、一応そういうふうに考えております。