渡辺博史の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(渡辺博史君) お答え申し上げます。
今般の改正におきまして二つのポイントがあるというふうに申し上げたいと思いますが、まず委員御指摘のように、海外インフラ事業についてより積極的に仕事ができるようにということで改正をいただいておるわけでありますが、確かにインフラというのはどうしてもプロジェクトの規模が大きくなりますので、中核になる企業としてはどうしても大企業ということになりますが、そのインフラの全体のプロジェクトの中の部分部分においては中堅・中小企業が提供している例えば設備とかパーツとか、そういうもののウエートが結構多うございますので、そういう形で全体として中堅・中小企業にまで今回の私どものファイナンスの効果が及ぶということは大きく期待しているところであります。
それからもう一つ、先ほどアジア等におきまして現地通貨でのファイナンスをということを申し上げたわけでありますけれども、これまでは長期の借入れができなくて短期でしか現地の銀行から私どもは借りられなかったものですから、なかなか現地通貨を提供するというのはやや制約があったわけでありますけれども、今回それが長期で借りられるということになりましたので、中堅・中小企業の場合、もちろん自動車の組立てに付いていくような方だけではなくて、もうBツーCで現地の需要に応じて仕事をしていこうという会社の場合には、まさにそこで場合によっては運転資金まで調達をするという意味ではローカルカレンシーのウエートが非常に高くなっておりますので、そういう面での現地通貨の資金の提供をしやすくするということもありまして、これは一般勘定の方でも使える制度改正になっておりますので、そういった面で中堅・中小企業の一層の海外展開に対して支援をさせていただけるというふうに思っております。