渡辺博史の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(渡辺博史君) お答えを申し上げます。
 委員御指摘のように、イスラム金融というのがある意味で話題になっているわけでありますが、ただ、イスラム教の国が全てそれをやっているというわけではございませんで、例えば湾岸でも、割合熱心にやっているのはクウェートあるいはバーレーンといった国で、私が知る限りにおいて、サウジアラビアとかUAEは多少そこについてはクールな感じがしております。
 それから、アジアの中では、インドネシアは余り熱心ではありませんけれども、マレーシアがそれについて非常に積極的にやりまして、あと、イスラム国ではないんですが、マレーシアの隣にありますシンガポールがやっぱりアジアの金融市場としてそこを引いていきたいと、こういったところがメーンになっているところであります。
 国によってはそういうイスラム系の金融の方が資金が潤沢になって、したがって、そこから出てくる資金の方が、利回りといいますか、御指摘のように利息という概念がないので、今回法律の中でも利息と同様の経済的性質を有するものという条項を入れさせていただいたわけでありますが、そういう国においては、そういう利息に類するものの方がいわゆる利回りが低いので、そういうものを入れた方がいいという事業者がいた場合には、それと一緒に仕事をするときに、片っ方は通常の金利、片っ方はイスラムの利息等、あるいは配当というわけにはいかないので、そこを一緒にやるということができるようにするというのが今回の改正の趣旨でありますので、今申し上げたような国のところでプロジェクトが出てくれば、それを使ってファイナンスをしていきたいと、そういうふうに考えております。

発言情報

speech_id: 119014370X01120160510_097

発言者: 渡辺博史

speaker_id: 18966

日付: 2016-05-10

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会