高市早苗の発言 (総務委員会)
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○国務大臣(高市早苗君) どうもありがとうございます。
四月二十九日、三十日、二日間にわたりましてG7香川・高松情報通信大臣会合を開催いたしました。G7各国、EU、ITU、OECDのICT分野のリーダの方々が集まって、私が議長を務めさせていただきました。
この会合で、憲章、共同宣言、そして附属書としての協調行動集の三つの成果文書を取りまとめました。今回はまさに二十一年ぶりの開催となりまして、来年はイタリアで開催という形で、今後継続的に、情報通信、非常に変化の大きい時代でございますので各国で協調をしていこうということで、今回開催に向けて取組をしたこと、そしてまた成果文書の取りまとめを行ったことにつきまして、日本のイニシアティブとリーダーシップに対し各国から高い御評価をいただくことができました。
具体的には、議論を通じまして、二〇二〇年までに新たに十五億人をインターネットに接続すること、自由でオープンなインターネットを支える情報の自由な流通を確保すること、安全、安心などサイバー空間に関する課題に協働して取組をすることなど、G7としてのICT分野の基本的な方針について合意をいたしました。
さらに、成果文書に基づきまして、ICTインフラの整備を通じたデジタルデバイドの解消など、ICTのアクセスの向上、サイバーセキュリティーの確保やプライバシー保護のための情報共有の推進や連携、各国のIoT関連団体の連携、AI開発原則の検討などを通じたイノベーションの促進、ICTの活用による健康医療、高齢化社会、女性活躍、防災など、地球規模課題への解決に向けた国際協力の推進にG7が協働して取り組むということにも合意をいたしました。特にAIにつきましては、日本からの提言でAIの研究開発に関する八原則を提唱させていただき、各国からも検討を行うことについて賛同が得られました。
今回の会合におきまして、G7の間でICTに関する取組の方向性について共有できたという意義は大変大きく、今回の成果を五月二十六日、二十七日に伊勢志摩で開催される首脳会合にも反映させていきたいと考えています。さらに、本年六月のデジタル経済に関するOECD閣僚級会合、また本年九月のG20杭州サミットといった国際会議においても今回の成果を発信していきたいと考えております。
今回、開催に当たりましては、この総務委員会の先生方の御理解もいただき、また香川県や高松市の皆様に大変な御協力をいただいたことに感謝申し上げております。