山名元の発言 (東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会)
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○参考人(山名元君) 山名でございます。
先生が御指摘になりました私の二年前の発言でございますが、これ、私、福島の第一の状況が世界や日本や関係者にリアルタイムに正直に伝わることが大事だという趣旨で申し上げたんです。その意思に基づいて、東京電力に対してはきちんと情報開示するということを指導してまいりました。その結果、東京電力は、放射線データをリアルタイムに出すとか、あるいは廃炉の進捗もホームページに出すという、かなり大きな情報開示の改善をしているということでございます。
先生御指摘の廃炉等技術委員会の件でございますが、まず私どもは、この技術委員会で決定していく技術戦略プランというドキュメントがございます。これ、廃炉に対する技術的な考え方を世に問うていくための資料でございますが、これを毎年公開しておりまして、福島評議会においてもこれを適宜説明しているところでございます。委員会については議事要旨を公開することで議論の過程について紹介しているところであります。
なお、議事録につきましては、この議論自身が非常に不確定な技術的な情報の中で、非常に戦略的な仮説と検証を繰り返すような作業を繰り返しております。そういう意味で、この情報が全てリアルタイムに出せるものではないというふうに考えております。また、民間企業の持っている技術あるいは海外の技術、そういった守秘義務を負うものも扱っておりますので、議事録や配付資料を直接公開することは率直な意見交換が損なわれる、また、地元を中心に、その仮説と検証を繰り返している最中の情報というのは混乱を生じるというようなこと、あるいは特定の民間事業者に不利益を及ぼすおそれがあるというふうに考えておりまして、これについては非公開とさせていただいております。
こういう考え方でございますが、引き続き積極的な情報公開に取り組みたいと思います。