櫻庭英悦の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(櫻庭英悦君) 先生御指摘のとおり、農林水産物・食品の輸出額が農家の所得にどのように寄与するかというのを統計的に把握することは結構難しい問題であることは御理解いただきたいと思いますが、ただし、事例的に一つ一つ追いかけている部分がございます。
 例えば、イチゴ等の青果物でございますが、輸出相手先国の価格が日本の二倍以上になっているにもかかわらず、農家の出荷額は国内に販売するのと同程度という事例が散見されておりますが、これは、輸出先国におけるマージン等の諸経費が相当程度に上っているという具合に見られているためと思っております。
 これらの事例を踏まえまして、物流費を含めました諸経費を低減させつつ、それによる効果が適正に生産者に還元される仕組みを構築することが重要だと考えております。
 午前中、大臣の方から御紹介ございましたけれども、シンガポールにおけるイチゴの例でございますけれども、これは、宅配予約販売方式によりまして流通コストを削減し、イチゴの店頭販売価格を半分以下にした反面、農家の生産者の手取りが二〇%ほど増加しております。
 こういった取組も非常に注目しているところでございまして、今後の輸出促進におきましては、このような成功事例を横展開し、他の品目や国に広めていくとともに、輸出による農家の所得向上につなげることが政府としてどういう支援ができるか、更に検討を深めてまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 櫻庭英悦

speaker_id: 32899

日付: 2016-03-10

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会