小松親次郎の発言 (文教科学委員会)

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○政府参考人(小松親次郎君) お答え申し上げます。
 委員御指摘のように、グローバル化する中で世界と向き合うことが求められております我が国におきましては、日本人としての美徳や良さを備えつつ、グローバルな視野で活躍するために必要な資質、能力の育成が求められているものと考えております。
 このようなことから、平成十八年に改正をされました教育基本法、これを踏まえまして、平成二十年から二十一年に改正をいたしました学習指導要領では、各教科等の特質や発達の段階に応じて、伝統と文化や郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うということに関する教育の充実を図ったところでございます。
 具体的には、例えば国語科において古典の学習の指導を充実することや、あるいは社会科において、歴史教育、近現代史の重視等、それから、文化遺産、世界遺産、国宝等に関する指導を充実するといったようなこと、その他各教科において、そろばんや和楽器、唱歌、美術文化などの指導の充実や武道の必修化といった形で行っているところでございます。
 それから、昨年三月には、道徳教育の抜本的な改善充実を図るために、これまでの道徳の時間を特別の教科とすることなどに係る学習指導要領等の一部改正を行いまして、伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度、国際理解、国際親善などに関する内容の充実を図ったところでございます。
 これら全体を踏まえながら、平成二十八年度政府予算案におきましては、道徳教育の抜本的な改善充実のための経費として約十五億円を計上しており、そのほか、我が国の伝統や文化に関する教育の充実を図るための経費なども計上しているところでございます。
 このような中、現在、中央教育審議会において、学習指導要領の改訂に向けた審議が行われているところでございますが、その諮問におきましても、伝統や文化に立脚し、高い志や意欲を持つ自立した人間として、他者と協働しながら価値の創造に挑み、未来を切り開いていく力を付けることを重視して御検討いただくように文部科学大臣から述べているところでございます。
 文部科学省といたしましては、これら御説明いたしましたような取組を通じまして、引き続き、児童生徒に、教育基本法に規定されております、伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うための教育の充実を図ってまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 小松親次郎

speaker_id: 24588

日付: 2016-03-23

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会