伊藤洋一の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(伊藤洋一君) 科学技術が我が国の持続的な成長を実現する大変重要な鍵でございまして、政府としてもその振興に努めてきているところでございます。これによりまして、これまで例えば青色発光ダイオードやiPS細胞などの優れた研究成果を多数生み出すとともに、こうした成果の事業化や産業化、これを支援することによりまして、今後経済成長にも大きく寄与するものと期待されているところでございます。
一方、この十年間を見てみますと、政府研究開発投資が横ばい傾向にあり、伸び悩んでいることでございますとか、人材、知、資金のこれらの好循環に向けた産学官連携の促進、あるいは若手人材の育成確保の必要性が指摘されているところでもございます。
このため、政府といたしましては、第五期の科学技術基本計画に基づきまして、安倍総理が掲げる世界で最もイノベーションに適した国の実現に向けまして、政府研究開発投資を拡充するとともに、文部科学省におきましては、例えば人工知能、ビッグデータ、IoT、サイバーセキュリティーなどの統合的な研究開発の推進、また健康医療、環境エネルギー、宇宙、海洋分野など、経済的、社会的課題に対応した研究開発の推進、さらにはオープンイノベーションの促進に向けた産学連携の拡大や、今委員からも御指摘もございましたような地域発のイノベーションの実現に向けました取組を進めているところでございます。さらに、こういったイノベーション創出の基盤となります人材育成、あるいは学術研究、基礎研究なども積極的に推進することとしております。
こうした取組によりまして科学技術を基にした経済成長や地方創生を実現し、政権で掲げておりますGDP六百兆円、この達成に向けて努めてまいりたいというふうに考えてございます。